転職希望先へ面接に行った際に、必ず聞かれる質問のうちの1つに「転職理由」があります。
公益財団法人介護労働安定センターの「平成29年度・介護労働実態調査」によると、介護職を辞めた理由は以下のとおりです。

1位 人間関係に問題があったため


2位 結婚、妊娠、出産、育児のため


3位 法人や施設・事業所の理念や運営のあり方に不満があったため


4位 ほかに良い仕事・職場があったため


5位 自分の将来の見込みが立たなかったため

さまざまな理由があり、転職理由はネガティブな内容がになりますが、そのまま面接で伝えるのはNGです。
面接での転職理由は、答えによって面接員に与えるイメージも大きく変わります。そこで、転職理由の返答についてポイントを確認しましょう。

介護職の転職理由を伝える上で大切なポイント

転職理由を答える際、ネガティブな内容や人のせいにするのは、マイナス思考の現れとして採用担当者によくないイメージを与えてしまいます。ネガティブな部分があるとしても “だから何がしたくて転職する” という点をはっきりし伝え、プラス思考な言い方で伝えましょう。

(×)マイナスなイメージ 希望してた仕事をさせてもらえなかった
(○)プラスなイメージ もっと自分の力を活かして、同時に成長していけそうな仕事場で働きたいと思ったから

のような、前向きな言葉に変換して伝えることがポイントです。
その他「〜資格を取得しスキルアップしたくて…」「〜してレベルアップをしたい」などのように、プラスな言葉・チャレンジ精神がある旨を伝えると好印象になります。

未経験者の面接では「人のために役立つ社会貢献性の高い職場で働きたかった」「人と接するのが好きでコミュニケーション力を活かせれる仕事につきたい」などの理由が良いと思います。

ネガティブをポジティブな言葉に言い換える

以上のように、面接で転職理由を聞かれた場合はネガティブな内容だとただの愚痴になってしまうので、プラスに言い換えて必ずポジティブな内容を伝えましょう。

アドバイザーに相談

求人サイトの専任アドバイザーは履歴書作成を手伝ってくれたり、面接対策の相談に乗ってくれる場合もあるので、まずはご自身で考えてみて、不安な場合相談してみましょう。